パソコンの分野は多くの競争相手がいる為、ビジネスを考える時、スマートデバイスに特化する方が、競争相手が少ない為、やりやすいと思います。
さらに、マルチのスキルを持つということは、打合せはお客様とする時だけで、かつその場で必要な事は全てその場で修正し、家に持ち帰ってから対応する事もできる限り、避ける事ができます。
SIの工数の中には、打合せを行う際の工数も含まれていますし、表面化していません。ひどい会社ですと、社内のメンバー通しの打合せの工数まで含まれています。このようなムダを除外していくと、ここでもコストを削減する事はできます。
つまり、1人が多くの事をでき、かつお客様とお会いした時にかかる工数だけ必要とし、かつその場で必要な修正等を行う、これができれば、コストを削減でき、チームも不要ではないでしょうか?
ビジネスをデザインし、自分で必要なパーツを揃える、作る、そして要求を実現する、これが真の今後求められる姿であり、この中にチームという概念はありません。規模が大きい、時間がないという事で、ある役割だけを他の人に依頼する事は必要になりますが、基本は1人です。
ここまでできないと、今後の世の中、とくにグローバルの世界では間違いなく敗者になると私は思っていますし、チームで頑張れば、というのは新人レベルの集団が集まった時だけです。